三菱UFJニコス

カードへの切り替えに抵抗があるMUFGカード

UFJカード,ニコスカード,DCカードの3ブランドが並存している「三菱UFJニコス」。2007年に系列の信販大手ジャックスに個品事業を譲渡し、2008年8月にはMUFGの100%子会社となり、名実ともにクレジットカード会社になりました。ただ、それぞれのカードが独自会員を抱えており、業務効率の面で合併効果が期待できません。そこで将来的に3つのカードを統合すべく、08年7月からMUFGカードの発行を開始しています。

 

当面の目標は20万枚で、MUFGの銀行,信託銀行,証券,不動産販売など5社と提携し、会員数を伸ばすため 優遇サービスを付けることにしました。例えば 三菱東京UFJ銀行では、スーパー定期の年0.1%金利優遇や 住宅ローンの金利優遇を実施しています。

 

さて、MUFGカードは 一般からプラチナまで5種類が用意されています。そして、ゴールドは年会費2000円と割安で、ゴールドカードの低価格化競争の先駆けとなりました。ところが、持ち株会社のイニシャルを冠したカードは利用者を唸らせることができず、苦戦を強いられています。三菱東京UFJ銀行と取り引きしているカードホルダーを除いては、魅力あるサービスとの受け止めがなされていないためと思われます。また、DCとUFJカードは 地方銀行のフランチャイジーでの会員が多いので、特定のメガバンクを連想させるカードへの切り替えに抵抗があるのかもしれません。